アライグマの農作物被害に福岡県が防除実施計画を策定
県内のアライグマによる農作物被害に県が対策に乗りだす。
福岡県内では平成17年1月に最初に確認され、それ以降増加し令和4年度には約3,500頭が確認されています。
福岡県ホームページ「特定外来生物アライグマの県内分布」より引用
アライグマによる主な被害
農作物、畜産被害
カキ、スイカ、ミカン、イチゴ、キウイ、ブドウ、ナシ、トウモロコシ等の農作物の食害、畜産飼料の食害、養魚場や養鶏場への侵入や食害が確認されています。
生活環境被害
市街地に進出し、ゴミ捨て場を荒らしたり、家屋の天井裏にすみつき、家屋の破壊や糞尿による被害を及ぼします。神社や仏閣にも侵入するため、文化財への損害も報告されています。
生態系被害
樹上の鳥の巣を襲ったり、樹洞に侵入しフクロウ、ムササビ、コウモリなどを追い払ったり、水辺でサンショウウオやカエル類などを捕食します。また、他の動物に対して感染症や寄生虫を媒介する可能性があり、希少な野生動物の減少など、生態系へ重大な影響をもたらすことが懸念されています。
弊社では、アライグマに限らず、有害鳥獣の捕獲罠・囲い罠(駅シリーズ)の取扱いを行っております。
有害鳥獣にお困りの営農者様、自治体鳥獣被害対策担当者様、猟友会会員様、お問い合わせ下さい。